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第4号 ETF (Exchange Traded Funds)
2004年08月28日
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今回はETFのご紹介です。

この金融商品の歴史は比較的新しく、ここ数年で注目されてきています。
その資産規模(米国市場)は2000年末には500億ドルの規模でしたが、2004年3
月末には1,610億ドルの規模にまで到達しました。
ひとことで言うならインデックスファンドを個別株式化したようなもので概略、
以下のような特徴があります。


1. 税金のメリット

インデックスを追うパッシブ運用のため、ETFを構成する株式の売買が少ない。

そのため売買益への課税も少なく運用の中での税金のメリットがある。
ETFでの構成株式の売買は、通常、インデックスの構成に変更があった場合のみ。
また、投資家同士のETF売買でも、単にマーケットで他の投資家に売るだけであり、
投資信託のように投資家の解約に備えて株を売って現金をつくる必要がなく、
ここでも節税メリットがある。
(ただし個別に投資家がETFを売って売買益を実現した場合には、税金が課税されることは
通常株式と同様です。)


2. コストが安い

運用コストはリターンに非常に大きな影響を与えます。
ETF は投資信託など他の金融商品に比べて非常にローコストで運用されます。
基本的にインデックス運用ですので、”アクティブ”に株式を売買してインデックスを
上回ろうとする投資信託より経費がかかりません。
ただし、コストのデメリットは個別株式と同様に、購入時・売却時に証券会社への
手数料を払う点です。


3. パッシブ運用と透明性

インデックス運用なので、投資信託に比べ透明性があります。
(ここでは最近の米国での投資信託スキャンダルを揶揄しています。)


4. 日中オンタイムで売買できる

市場でオンタイムで売買されますので、希望した値段(指値)で買えたり売れたりします。
信用売り・信用買い・空売りさえもできます。
これは個別株式と同様に扱えるということで、投資信託にはない特徴です。


5. 種類の豊富さ

日本ではまだ種類が限られていますが、アメリカでは非常に多くのインデックスを
トラックするETFがあります。
一例をあげますと、大型株・小型株・ヨーロッパ株・アジア株・ヘルスケア株・
エネルギー株などそれぞれのインデックスのETF があります。
また、加えて債券のETFさえあります。


6. 配当もある

個別株と同様に保有する投資家に対して配当も支払われます。
構成株式にもよりますが、配当も支払われない会社の株式もありますので
一般的に配当比率はあまり高くありません。


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投資信託との比較
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個人投資家への浸透度ではいまだに投資信託のほうに分があります。
iShares (Barclays Global Investor's ETF division) によればETFの顧客は
その60%が機関投資家で、個人が直接購買する割合は2%に満たないそうです。

理由のひとつは、株式と同様に購買時に証券会社への手数料がかかるため、
小額のドルコスト平均法による毎月積み立てのような購買方法には向かないことです。

小額で毎月積み立てる場合はコストの面から考えて、購入手数料のかからない
ノーロードのインデックス投資信託の方が向いていると考えます。

一方、まとまった金額(大体US$5,000以上が目安)を一度に購入して長期で保持する
場合は、expense ratio (年間信託報酬)が安いETFが適していると言えるでしょう。


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代表的なETFとお奨め低コストETF
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ナスダックの指数に連動する QQQs (ticker: QQQ)やS&P500指数に連動する
Spiders (SPY) が規模も大きく、よく知られた代表的なETFです。

筆者のお奨めは iShares S&P 500 Index (IVV) です。

このETFのコストは0.09%とETFの中でも最安です。expense ratioの比較をしますと、

iShares S&P 500 Index (IVV)          0.09%
投資信託Vanguard 500 Index (VFINX)    0.18%
一般的な中・小型株インデックスETF     0.20%程度
TOPIX連動型上場投資信託(code:1306)    0.252%
外国株で運用するインデックスETF       0.5-0.8%程度
一般的なアクティブ運用投資信託        1.5%程度から様々

インデックスファンドで最大規模を誇るバンガードグループ創始者のジョン・
ボーグルの言葉に次のようなものがあります。

「トップ25%のパフォーマンスを上げるには、経費でボトム25%に入ることだ。」

この言葉に習えばiShares S&P 500 Index (IVV)は最低の経費率により、
そのパフォーマンスは期待持てると考えられませんか?


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日本で買う場合
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最近、日本の大手証券会社は一部の海外ETFの取り扱いを始めました。

なかでも日興コーディアルは最多の6銘柄を取り扱っているそうです。

具体的には、AMEXに上場するスパイダーズ(SPY)、ダイヤモンズ (DIA)、
ナスダック100 (QQQ)、に加え、香港ハンセンH株指数ETFなどです。

ただ、最低投資単位を百口としているETFが多く、スパイダーズやダイヤモンズなどでは、
100万円程度からの投資になります。

AmeritradeでのETF購入では小額からETF購入できますが、上記の投資信託との
比較で述べました通り、ある程度まとまった金額でないと売買の手数料負担から
ETFのメリットが発揮できないので注意が必要です。

ちなみに2004年6月はAmeritrade ETF month と銘打って、全てのETF購入手数料
($10.99) が無料というキャンペーンをおこなっておりました。
またこのようなキャンペーンがあればETF購入のよい機会ですね。


ご意見・ご質問・フィードバックなどありましたら下記メールアドレスまでお
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マガ内にて取り上げていきたいと考えております。


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シリーズ1、投資をする前に必ず読んでおくべき本
金融商品を買う前に絶対にお奨めの本を紹介していきます。これらを読まずして
株式や投資信託など値動きのある金融商品を買ってはいけません!

題名: 敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
チャールズ・エリス (著)
出版社: 日本経済新聞社 ; ISBN: 4532350689 ; 新版 版 (2003/12/04)


コメント: 資産マネージメントの真髄を簡潔にまとめた本。
薄くて読みやすい。 しかし内容は秀逸!
第一部 「資産運用の本質」と、第三部 「個人投資家への助言」は投資の本質を突いた濃い内容。
何度も読み返したい。
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